<設計図案の作製>

北村織物ではコンピューターで結城紬のオリジナルの設計図案を製作しています。

右の図は百亀甲絣の設計図案の一部です。
絣糸を作るためには、右の写真のように緑の地色にうすい水色の模様(絣)を出す場合を例にすると、うすい水色に紬糸を染めて、設計図案を元に整経し、墨で模様を写し、木綿糸で一つ一つ括って、括り終えたら写真のように地色(緑)に染色し、括った糸を解くと写真下のように絣糸が出来上がります。

亀甲の大きさや、紬糸の太さによっての本数は違いますが一度に約50〜150本ぐらいは括れます。

右の写真は設計図案をもとに織り上げた結城紬です。

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